管理人ご挨拶
ご挨拶
うちの息子が島留学するって、マジで。に、ご訪問いただき有難うございます。
このブログはサイト管理人@よしだゆーいちろーが島留学や島根県立隠岐島前高等学校について保護者目線での情報発信をしていくサイトです。
管理人の簡単な紹介はこちら。
■現住所:東京都
■出身地:東京都
■生まれ年:1979年ひつじ年
■趣味:DJI OSMOPOCKETで動画を撮ったり編集したり
■仕事:デザイン関係とかプロダクションのマネジメント
■家族:5人家族(私、妻、長男/高校1年生、二男/小学3年生、三男/小学1年生)
島留学とは
2019年4月からよしだ家の長男が島根県立隠岐島前高校に島留学しています。
このサイトを訪問してくれた人はすでに知っているかもしれませんが、島留学?聞きなれない言葉だと思います。
かくいう私も長男の進学を幅広く検討している際に出会った言葉・制度でした。
長男が進学したのが島根県にある隠岐諸島の島前地域、海士町(中ノ島)にある島前高校だったのでこのサイトでは「島留学」というタイトルになっていますが、現在一般的には一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームが進める「地域みらい留学」と呼ばれることが多いのかもしれません。
島留学というのは簡単に言うと、過疎や少子化の問題を抱える日本の地域で、全国から小・中学生や高校生を募集し留学生として受け入れる制度で、その地域に独自の魅力的な学校で様々な体験やチャレンジをしながら学習をしていく制度になります。
不登校と進路と
小学校時代ほとんど欠席したことがなく、社交的な明るい性格で誰とでもすぐに友達になれる長男。彼は中学校1年の夏休みから半年間、学校に行けない時期がありました。カラダの具合が悪いのか、ココロの調子が悪いのか、学校生活の中で問題点があったのか。はっきりした原因は分かりませんでした。
起立性調整障害と診断され薬を飲んだり、毎月のカウンセリングに行ったり、大好きな親戚の家にホームステイさせてもらったり。本人も辛かっただろうし、親である我々も彼に何をしてあげられるのか考えない日はありませんでした。
一般的に普通と考えられる「学校に休みなく行って、勉強をして、部活をして、進学をする」が様々な理由で難しくなった場合、普通を維持することに親と子がどれだけの体力と心理的負担を抱えるのか想像をしたこともありませんでした。普通であることを目指すために家族が普通ではなくなっていくような、ジレンマの毎日でした。
■学校って何のためにあるのだろうか
■学校は必ず行かなければならないのだろうか
■この学校がダメな場合の代替えの選択肢はあるのだろうか
■進学して学ぶことに何の意味があるのだろうか
■社会に出て必要とされる能力はなんだろうか
中学校への復帰を目指しつつ、代替えの学校の検討、進路の方針など水面下で様々な検討を進めました。時間が解決してくれた部分もあったかもしれません。半年間のお休みの後、彼はまた学校に通えるようになりました。
彼の進学を考えるにあたり、都立高校や私立、いわゆる普通の高校も最初は選択肢にありましたがどれも彼の心には響かず。最終的に候補に残ったのが地域みらい留学フェスタ2018で出会った島根県立隠岐島前高等学校とドワンゴが運営するN高等学校でした。
どの学校説明会に行ってもパッとしない顔で帰ってくる彼が、地域みらい留学フェスタ2018で島前高校の説明を聞き「めっちゃ面白うだね!」と話しかけてきた時の顔が忘れられません。この瞬間、私たち親子の第一志望校が決定しました。
保護者目線のサイト
サイトのタイトルを「うちの息子が島留学するって、マジで。」というふざけた感じにしたのは、パッと見でどこの団体からも非公式(未公認)の個人サイトだよと分かって欲しかったから(笑)
あくまでも保護者目線で島留学(主に島前高校になってしまいますが)を紹介したり、寮生活のお役立ち情報を紹介したり、長男が更新しているinstagramの紹介をしたりしながら現役留学生のリアルをお伝えしようと思っています。あくまでも海士町や島前高校の応援になればと思って個人的に運営していきます。
管理人は学校の先生でも団体職員でもありません。そんな一般人にだからこそ聞きたいことがある、という方はコメントなりフォームからお問合せ下さい。非公式ながら保護者目線で返答をさせていただきます。
また、プロフィールではなぜ島留学を選んだかについて書いてきましたが、なぜこんなサイトを開設しようと思ったのかについては下記記事をご覧ください。
最後に
長男が選んだ道=島前高校への島留学、が個人的にはとても羨ましいです。自分が行きたかった(笑)。この多感な3年間の時期に多くの人と関わりながら学んでいくことは、彼の長い人生において大きな宝物となるでしょう。社会と個人の繋がりの中で形成されていく価値観が多様であるということは、自分にとっても社会にとっても他者を認め合う素地になります。普通ってなんだろうと問いを立てること、人の数だけ普通が存在することを理解することで自分にも他人にも優しくなれるのだと思います。
このサイトは長男と管理人をゆるく繋いでくれるアーカイブです。少し早い巣立ちをした彼と、もう少し見守りたい親の記録です。この記録が次に島留学を目指す皆さんの道しるべになれば幸いです。
長男が更新しているinstagramのアカウントです。やらせなし、リアルな島留学生の投稿なのでぜひ皆さんフォロー&いいね!をお願い致します。