島留学マジで。管理人@shima_ryugakuです。
2019年6月29日（土）に東京渋谷で開催された地域みらい留学フェスタ2019に保護者STAFFとして参加してきました。
※地域みらい留学とは
都道府県の枠を越えて、地域の学校に入学し、充実した高校3年間をおくること。公立高校進学における、もう一つの選択肢。以前は離島で実施されることが多く島留学とも呼ばれる。
本日の我々のお役目はチラシ配りや会場のアテンド、参加者からの質問に保護者としてお答えするということで先生方のサポート役。
1年生保護者の発案からあれよあれよという間にお手伝いの参加が決定。保護者の主体的な意思とそれを快く受け入れてくれる学校。もうこの時点で好き度が増しましたね。全部で10名近い保護者が参加。
雨の日には辛い、駅から遠いベルサール渋谷ガーデン。
2018年には自分の息子の進路選択の為に参加したこのフェスタ。まさか次の年に説明する側にまわっているなんて思いもせず。何が起こるかわからないものですね。
当日はあいにくの雨模様にも関わらず多数の参加者で会場は熱気ムンムン。学校関係者も保護者も真剣勝負の様相で対峙。
どの学校も生徒確保の為に時間とお金をかけて地方から来場しており、ブースの装飾や呼び込み方法、プレゼンなど各校特色ある様子が見ていて楽しかった～。
さて、我らが島前高校はというと・・・。
いやー。マジ流石っす。島前高校だけ別会場での説明会が開催されるという人気っぷり。左側にはNHK松江の取材クルーが密着取材！
説明会の内容としては去年のスタイルを踏襲し、島前高等学校校長先生のご挨拶から始まり隠岐学習センター長の豊田さんと学校経営補佐官の大野さんがメインでプレゼン。
会場の反応に全くめげない強心臓っぷりで中学生の意見を引き出していました。
島前高校を卒業し、都内の大学や専門学校に進学した卒業生も参加し、3年間の学びを聞かせてくれました。
昨年ふむふむと聞いていた内容を聞くことで改めて素敵な学校だなと思ったりなんかしたり。
他校と並ぶブースにも多数の保護者が詰めかけ、魅力化コーディネータや学習センタースタッフの話に耳を傾けていました。山野さんお疲れ様です。
海士町のこれまでの歩みや島前高校の学習カリキュラムなどの話は先生や魅力化コーディネーターの皆様にお任せし、我々保護者は学校関係者には聞き辛いような質問や送り出す側としての本音、お金の話なんかをそれぞれの体験談を交えてお話させていただきました。
- なぜ島前高校に決めたのか
- 寮生活のこと
- 1年間にかかる費用のこと
- 子どもたちのお小遣いとお金を使う場所のこと
- 保護者が島に行くのは年にどのくらいか
- 子どもは年に何回帰ってくるか
- 学習センターではどのような授業をするか
- 進路決定はどのように決めていくのか
- Wi-Fiや電波の状況は
- 食事はどのようなスタイルで何を食べているか
- 受験対策に必要なことはなにか
私が質問された内容はこんな感じ。この辺りは今後のブログにてお伝えしていければと思っています。
島前高校を目指す保護者の皆さんにとっては貴重な時間になったとは思いますが、まだまだ分からないことや実際に島に来てみなければ分からないことが沢山あることを保護者として感じています。中学3年生からでもまったく遅くはありませんが、オープンスクールの参加などを考えると中1や中2から動き出すほうが良いかもしれませんね。
で、ここからが本題になるわけで（笑）。学校に公認されていないブログということで説明会終了後の打ち上げもちょろっとご紹介。
やりきった感のある笑顔ですが、先生方は翌日は名古屋での説明会。。。
おもろい学校にはおもろい保護者が集まるのかな？飲みすぎには気を付けましょう。
学校側との調整の一切を引き受けてくれた保護者さんと、東京説明会が無事に終わりホッとする山野さん。
で、締めのご挨拶は豊田さん。皆が感動するさすがのご挨拶でした。覚えてませんが。
最後は手締めで解散かと思いきや、みんなで手を繋ぎ小さな声で「ふるさと」を歌うという謎な感じの締めを初体験したのですが、最後の最後まで島前高校関係者の絆の深さを実感しました。
先生と保護者が互いにリスペクトしながらもフラットな関係性で子どもを語り、島の未来を語る。
互いに助け合う精神があり、助けを受け入れる寛容さを持ち合わせている。
べきである、とか、しなければならないという話はなく、固執した価値観にとらわれることなく未来を見据えながら状況に合わせることが出来る。
先生方とざっくばらんに話をさせて頂く機会はこれが初めてでしたが、島前高校への理解が深まったとともに学校への愛着が芽生えたことが感じられた素晴らしい1日になりました。
